ワシントン — メリンダ・フレンチ・ゲイツ氏は木曜日、論説で「女性と家族にとって、これ以上ないほど大きな賭けだ」と述べ、2024年の大統領選挙ではジョー・バイデン大統領に投票すると発表した。
CNNが掲載した論説で、ゲイツ氏はドナルド・トランプ前大統領の就任1年目は「女性の健康を危険にさらし、安全を損ない、基本的な自由を奪った」と主張した。例えば、同氏は、連邦政府が資金を提供する家族計画プログラム「タイトルX」に制限を課すというトランプ氏の決定に言及した。
「一方で、トランプ氏は、再選されたとしても、政権が引き起こした被害を軽減するために何もせず、むしろ妊婦の監視と起訴を州政府に認めることでさらに踏み込むだろうと明言している」と彼女は書いている。
一方、ゲイツ氏はバイデン氏がミフェプリストンへのアクセスを維持し、体外受精などの不妊治療を保護する措置を講じたと主張した。
「トランプ氏は女性の権利を後退させると豪語しているが、バイデン氏は我が国の将来が女性にかかっていることを理解している。だからこそ私はバイデン氏に投票した。女性や家族のことを気にかけている人は誰でも私に加わるよう促す」と彼女は書いた。
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2015年、ゲイツ氏はブルームバーグに対し、彼女と当時の夫ビル・ゲイツ氏は「どちらの党派の候補者も決して支持しない」と語った。
「誰が政権を握っても、私たちは協力するつもりです」と彼女は当時語った。今年の彼女の支持表明は初めてだ。
「今年の選挙は女性や家族にとって非常に大きな影響を及ぼすため、今回は黙っていられない」と彼女はX(旧ツイッター)に書いた。
フォーブス誌によると、ゲイツ氏の純資産は110億ドルと推定されている。